多様な環境に対応するバラクーダバックアップでBCP対策とランサムウェア対策を

京成建設株式会社様は、京成グループの一員として、長年にわたり地域社会の発展に貢献してきた総合建設会社です。

当社からランサムウェア対策とBCP対策の為、バックアップアライアンス「Barracuda Backup（バラクーダバックアップ）」をご導入いただいた背景や社内インフラの今後の展望を聞かせていただきました。

従来のバックアップ方式では、NAS等にバックアップデータを保存しており、ランサムウェアが社内ネットワークに広がると
バックアップデータも暗号化されてしまうというリスクがありました。

●選定の理由を教えてください。

ランサムウェア対策に特化している点が、決め手でした。
また、管理画面のUIが非常に直感的で、見やすかったことも大きなポイントでした。初期言語は英語でしたが、日本語に変更できる点も便利だと感じました。

● 導入後は、どのように活用し、どのような点を評価されていますか？

現段階では、リストアの機会はまだないため、実際の復元作業における効果は確認できていませんが、平日毎日、2週間に1回、月に1回、年に1回の頻度でバックアップを取っていることで、仮に2週間前にランサムウェアに感染していたとしても、それ以前の状態に復元できる体制が整っていると考えています。
この多層的なバックアップ体制により、万が一の事態にも迅速に対応できるという安心感を得ています。

●セキュリティの観点から今後の展望を教えてください。

現状、建築と土木の2つの事業がそれぞれ独自の体制で動いているため、一括管理にした場合のメリットとデメリットを慎重に検討する必要がありますが、これまで現場任せだったストレージやワークフローの基盤を整備し、社内ネットワークのインフラを強化することで、業務効率化を図りたいと考えています。従業員が本社と事業所とでほぼ均等に分散していることを踏まえ、無線化やクラウド化によるシステムの共通化も視野に入れています。ただし、セキュリティリスクが高まることが懸念されるため、まずはセキュリティ対策を強化することを考えております。